トラップトレードの基本手法

テクニカルロジック

チャートに罠を仕掛けるトラップトレード

様々な手法がある中でも代表的な物の1つにトラップトレードがあります

簡単に言うと指値注文と逆指値注文を同時に出す(IFD注文)です

これをレンジ相場の天底で繰り返す手法をトラップトレードと言います。

IFD注文を繰り返すので、よくループイフダンとかトラリピとも言われていますね。

あらかじめ注文の値段を設定しておくだけなので誰でも簡単に出来るのでお手軽な手法になります。

よく自動売買(EA)で使われる手法なんですが、必ずしも繰り返す必要はなく単発で取るだけでも月間のpipsが稼げます

簡単な手法なのですが反対売買が起こりやすい値段を事前に想定する事が重要になります。

そこでスライムが普段やっているIFD注文を紹介してみようと思います。

私の場合、指値を入れるレートの判断材料はオープンオーダー・上位足MA・心理的ラウンドナンバー・レジサポの4つ重視します。

逆張りの「戻り」はその値段にタッチしたら反対売買の注文が実行される事で起きる現象です。

他記事でも紹介してますが、遠い場所にあるMAやレジサポほど固いですね。

また人間は不思議とキリの良い数字を意識するらしく110.00や110.50などのキリ番のラウンドナンバーに指値が多く置かれている傾向があります。

こう言った判断材料を元に指値を置く場所を選びます。

短期足のレンジ天底で置く事も可能ですが 短期足は情緒不安定で抜けやすいので 出来るだけ上位足から選ぶと良いです。

●オープンオーダーブックで現在の市場で指値が多く置かれている値段を見つけます

これを見るのはOANDAのオーダーブックがポピュラーです。

国内証券にもオーダーブックはありますが 日本人が多数を占める国内証券のオーダーブックは少し信憑性に欠ける気がします。

為替は海外投資家が多く存在しているので海外勢も使っているOANDA辺りが良いでしょう。

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画像は実際のOANDAオーダーブックのドル円です。

OPEN ORDERは指値注文、OPEN POSITIONはすでに実行されている注文です

オレンジ色が売り注文、青色が買い注文

左右に伸びているオレンジと青のグラフは注文の量の多さを表しています

例えば2019年9月7日現在では市場は107.30と107.35に売り指値を多く入れている事が分かります

実際のレートがこの値段にタッチすると自動でこれだけの売り注文が実行されるという事です

この様に市場が意識している値段にトラップを仕掛けておくのも有効な方法と言えます。

OANDAオーダーブックhttps://www.oanda.jp/lab-education/oanda_lab/oanda_rab/open_position/

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●上位足MA・レジサポから判断する方法

これはオーダーブックでは判断が難しい逆指値を判断する材料としても有効です。

MAからMAに向かって反転する特徴を活用します

当然上位足なので待つ時間は長くなりますが 上位足で指値を決めて 下位足のMAで逆指値を決めます

スライムは1時間or4時間で指値する事がほとんですが ここでは日足で説明します。

画像は同じく現在のポンド円日足です

黄色25MA・緑色55MA・橙色75MA・紫色200MAです

画像でもすでにMAにタッチした次足では戻りが発生して陰線を形成してるのが分かります

この様に上位足のMAの位置に指値を入れる事も有効な手段です

またレジサポに指値する事も有効な手段ですが

レジサポの場合はロールリバーサルを判断しないといけないので少し難しいかもしれません。

ロールリバーサルの起こりやすい場所は総じてラウンドナンバーのキリ番付近である事が多いです。

ただこのトラップトレードの難点は指標や要人発言などの強いファンダメンタルが働いた時は

一気に指値を抜けてストップロスを巻き込み さらに加速するブレイクアウトの特徴による大負けの可能性も多分にあります

ですので必ずストップを入れておく事は言うまでもないです。

市場の変わり目や指標時などは適度にチャートを確認する方が良いでしょう


この手法はブレイクアウトでも使えますが一般的には逆張りが多いので得られるpipsは少ないです

トラップトレードの特性をよく理解して欲張らない様に活用してみてください


以上 基本ロジック トラップトレードでした。


またゾーマの手法noteもやってます。月間売上360万達成しました。

相場を見る目が変わると思います。

オススメなので興味があればよろしくお願いします

note→https://note.mu/timusuke0130


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